早朝にホテルの送迎で空港に。いよいよコモド行きだ。ここからは宿やツアーも予約していない。なにより事前の情報が非常に限られていたことが問題だ。果たして思ったとおりに事が進むのだろうか…。
眼下に島々を望みながら、フローレス島へ飛ぶ。エメラルドグリーンの海が期待を高める。でも無事にそこまでたどり着けるのか??
フローレス島ラブハンバジョーの空港に到着。さすがに日本人はいない。というか白人ばかりで、アジア系の観光客もいないようだ。ほかの観光客たちはおそらく宿の迎えであろう車に乗っていくが、自分には手段がない。とりあえず、通りまで出て何かを捕まえるかと思ったが、自称ガイドの兄ちゃんが街まで乗っけてくれるという。特に高くもないし、時間ももったいないのでこれで行くことにする。
程なくしてメインストリートに到着。観光案内所まで連れて行ってもらおうと思ったのだが、自分のところで手配しても同じだというので、とりあえず話を聞く。
2泊3日のチャーターだとかなり割高ということなので、早速今日から出発してリンチャ島とシュノーケリング、コモド島まで行って船で一泊、翌日コモド島とピンクビーチに寄ってカナワ島まで行ってもらう1泊2日のツアーを希望した。
しかしなかなか船が見つからない。泊まりでいける船は出払ってしまっていて、日帰り用しかない。かなりの時間、ガイドの兄ちゃんにはがんばってもらったが、結局見つからず。しかし明日出発なら一隻何とかなるとのこと!そこで、今日から船に乗ってカナワ島に渡りシュノーケリングして島で1泊。翌日、カナワ島から出発してリンチャ島に渡ってオオトカゲを見学。シュノーケリングしながらコモド島へ。船で1泊して翌朝コモド島でオオトカゲを見学。ピンクビーチに寄ってシュノーケリング、さらにほかの場所でもシュノーケリングをしてフローレス島に戻る、というツアーを考えた。
まずはカナワ島の宿が空いているか確認する。しかし…満室。ついでに同じく歩き方に載ってる別の島の宿も確認するも満室。意外とコモド人気なんだな…ショック。
結局、今日はフローレス島の宿に泊まることにし、明日の朝フローレス島出発の1泊2日のツアーにした。今日もせっかくなので午後に近くの島までの日帰りシュノーケリングツアーに行くことにした。
フローレス島の宿もかなり混雑していた。港から近いよさそうな宿は軒並み満室。結局、港から離れたちょっと立派なプリサリビーチホテルに泊まることにした。車で悪路を行くこと10分くらいで到着した。すぐにシュノーケリングに出かけるため、とりあえず荷物を置いて着替えのみをする。着替えたら同じ車で再び港まで。
空港についてからここまでで3時間くらいかかってるだろうが、すべて兄ちゃんががんばってくれた。見た目はチャラそうだが、まじめな青年だ。というか、インドネシア全体が結構まじめな人ばかりだな、という印象だ。
チャーターした船でエンジェル島へ。ガイドが言うにはカナワより海は良いそうだ。2~30分ほどで到着。すばらしい青い海!しばらくのんびり時を過ごす。ちなみに同じ島の反対側はリゾートホテルになっていると思われ、そちらには入れないようになっている。
フローレス島に戻って、夕食を食べる。考えてみればろくにランチもしていなかった。メインストリートに面した崖の上のちょっとしゃれた店に入る。料理がくるまでにかなり時間がかかり、そのうちに日が沈んだ。やっと運ばれてきた料理は、かなり美味だったのでまぁ満足。
さて、ここからどうやって宿に戻るべきか。乗り合いタクシーみたいなのは走っているのだが、いったいどれに乗るべきかまったくわからない。確かどこかのサイトには宿から街まで徒歩15分とか書いてあったような…さすがに車でもそれなりにかかったから15分じゃ着かないだろうが、30分もあれば…と思い、歩き始める。少し進むとかなり暗くなる。道が二手に分かれ、道なりに左に行くが…海から離れてる。これはおかしい、ということで人に聞いたら右に行くのが正しいらしい。危なかった。さらに進むと、いよいよ真っ暗になってしまった。あいにくライトも持っておらず、さすがにやばい雰囲気だ。わずかな月明かりと、カメラのフラッシュを頼りに歩く。歩けど歩けど着かない。ホテルが見えて一瞬喜ぶも別のホテル。。。歩くこと1時間、やっと着いた。泣けた。この距離を歩くのはアホだった。しかも街灯もない真っ暗な中。危なかったと思う。
ホテルに戻ってやっと休息。部屋が変わっていた。どうやら昼のは着替え用の仮の部屋だったらしい。部屋は広くてきれいだ。ただ、それなりに立派そうなホテルなのに、ポットはおろか冷蔵庫もない。さすがに暑いところだし冷蔵庫くらいあっても良いと思うのだが。ちなみにこのホテル、日本人経営とのこと。そしたらそのくらい気を利かせてくれても…ね。
いや~今日は長い一日だった。明日も早いし早く寝よう。