2010年8月20日金曜日

コモドツアー2日目


夜明けとともにおきる。こんなところでも疲れていれば眠れるもんだ。朝焼けを見ながら軽食。

早速コモド島へ向けて出発。30分ほどで到着。桟橋が壊れているとのことで、小船に乗り換えて上陸。とりあえず事務所のようなところまで行き、待機する。1時間コースからかなり長いコースまであるようだ。船の人が1時間って言ってたし、事前の調べでもリンチャ島に比べるとドラゴンも少ないとのことなので、短い1時間コースにする。

フランス人の夫婦?と一緒に4人で回ることになった。リンチャ島では我々だけだったので、ちょっと残念。夫のほうはフランス人らしくなにやら文句ばっかり言っている。リンチャに比べると若干殺風景で、動物も少ない気がする。道中で見られたドラゴンは一匹だけであった。リンチャでは色々見られたので、ちょっと期待はずれだった。もっと長い距離のコースのが良いのかどうかは不明であるが、恐らくそうなのであろう。時間に余裕のありそうな欧米人は半日コースとかを選んでいたようだった。ちなみに、ガイドしてくれたレンジャーもリンチャのほうが色々教えてくれて丁寧でよかったなぁ。コモドのほうは事務的でフレンドリーではなかった。



コースから戻ってくると建物の近くにたくさんのドラゴンが!見られないことがないように、餌付けでもしてるのかな。しばし写真を撮る。コモド島はリンチャに比べて施設は立派だ。建設中のものも見られた。アクセスが悪いのにこちらにそんなに投資するのはなんでだろう。ちなみに、こっちはジュースが有料だった(のでいただかなかった)。

2時間ほど滞在した後、ピンクビーチへ出発。30分ほどでピンクビーチに到着。天気がいまいちで、風もある。水に入るのは勇気がいる。が、意を決して岸に向かう。50メートルはあるであろうか、遠く感じる。



ピンクビーチ上陸。遠くからでは良くわからなかったが、近くで見るとすごい!赤い粒が満遍なく混
じっていてとてもきれい。手に取ったりするとその赤さが際立つ。感動だ。この日は風が強く波が高かったせいか、海の透明度はいまいちだったかな。でもピンクビーチには本当に大満足!ついつい長居してしまった。

船に戻ってから昼食をとり、カナワ島へ出発。

この後が大変だった。波がどんどん高くなり、船は傾き・・・それこそ45度くらい傾いているんじゃないかと。船酔いする余裕もなかった。あまりのゆれにコップとか食器まで割れる始末。慣れてるだろうから大丈夫と思いつつも、結構怖かった。(実際かなり危険だったのではなかろうか。)

1時間弱大きく揺られた後、ようやく落ち着いてきた。同じ海でもちょっと場所が違うだけでこんなに波が違うのか。きれいな島も増えてきて、写真を撮る余裕も出てきた。

程なくして、カナワ島に到着。きれいな海!こちらは先ほどまでが嘘のように波もなく穏やか。しばし優雅な時を過ごす。本当に何もない、素朴な島だ。青い海と鹿という、貴重な画も見られた。すばらしい場所だ。ちなみに、遠浅で海草が多く、しかも干潮だったせいか、シュノーケリングはあまりできなかった。シュノーケリングをするなら船から直接海に入るか、桟橋の先から入るほうがよさそうだ。




後は一路ラブハンバジョーの街に戻るだけ。だいぶ日も傾いてきた。一時間半ほどで港に到着。2日間お世話になりました。

さて、今夜の宿はどうするか。目星はつけておいたものの、予約は取っていない。とりあえず直撃するしか…と思っていたら、あのガイドと再会。なんと、今夜はちょうどツアーの船が着いたところで近くの宿には空きがないとか。。。先に予約しておくべきだった。まあせっかくだからこのガイドに頼らない訳にはいかないってことで、おとといと待ったプリサリホテルにあたってもらった。なんと一室のみ空きが。助かった。

街で夕食を食べた後に迎えに来てもらうように手配した。さすがにもうあの距離は歩けない。ガイドよ、何から何までありがとう。

夕食はガイドブックにもある眺めのよさそうなところへ。まぁ建物がボロいのはいいんだが、虫がすごかった。これは勘弁してほしい。照明の調整で事なきを得た。店の人は慣れたもんだろう。味は無難だった。高くても一昨日の店のが良かったかな。


ホテルの送迎で宿へ。迎えがなかなか来ないというトラブルがあったが、運転手はちゃんと謝ってくれたのでよし。やっぱりこの国の人は割と律儀だね。